COLUMSコラム

腸内環境改善の道~味噌づくり~

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はじめまして!

はじめまして、宮 菜穂子と申します。 

昨年から、リデアルにインディバセラピストとして参加いたしました。
長年舞台の仕事に携わっておりまして、今は3歳の双子の子育てをしております。 

家族の健康を考えるうちに、以前怪我の際に救われたインディバを思い出し、
いてもたってもいられずに勉強を始めました。

現在は、育児と舞台の仕事のかたわら、
家族や同業の方のボディメンテナンスのお手伝いをさせて頂いております。 

インディバのセラピストとしてここRiDEALから見える風景は、
健康の在り方、健康の先にある人生について日々発見の連続です。

目的に向かってトレーニング、トリートメントに通うお客様の表情、会話から
たくさんのことを教えていただいております。
 

今後は、「ライフスタイルをデザインする」トレーニングジム ・RiDEALのトリートメント部門から
インディバのこと、食生活のこと、腸活のことなどについてご紹介させていただきます。
 

何卒よろしくお付き合いくださいませ! 

腸活のおはなし

 さて、今回は「腸活」についてのお話です。 

腸内環境を整えることが、健康への道であり、
免疫力UPや自律神経のバランスを整えることにつながること
は、皆さんご存じでしょうか?
 

食べ物を消化吸収し便をつくりだすだけでなく、様々な機能が備わっている私たちの腸。 

下腹がぽっこりしてきたり、常にお腹が張っていたり、下痢や便秘を繰り返していたり、
なかなか眠れなかったり、思い当たることはありませんか?

お腹の中で何物にも支えられず、筋肉だけで支えられフワンとぶら下がっている状態のわれわれの腸。

筋力低下や食生活のちょっとした乱れ、ストレスなどによって、
腸はお腹の下方へ下がってしまっていたり、カチカチにかたくなってしまって動かなくなっていたりするかもしれません。

下がった腸は、膀胱や子宮を圧迫し、リンパの流れを滞らせますし、
かたくなった腸は便秘や下痢、不眠をもたらします。
 

適度な運動と、食事、休息、この三つによって、腸をあるべき位置へと導き、
お腹の中で伸び伸びとさせてあげることが出来たら、腸本来の力を発揮させることができますよね。
 


腸活に良いこととは?

食べ物の消化吸収は主に小腸で行われます。
その小腸に、添加物や酸化した油などがこびりついてしまっていると、本来の働きをすることが難しくなってしまいます。 

腸活では、まず、腸内細菌の敵となる普段なにげなく取っている食品添加物や精製済の白い小麦粉や砂糖をいれないことが第一歩とされています。 

その次に、食べ物の残りカス(老廃物)である便をたくさん出し、そして腸内環境を良くする善玉菌を増やすための食物繊維や乳酸菌を取るようにしてゆきます。 

善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を積極的に取り、腸内で良い菌を育ててゆくなかで、
最後に大事なことは腸をあるべき場所にキープすること。 

お腹の中でフワンとぶら下がっている状態の腸は、加齢や筋力低下によってどんどん下がりやすくなってゆきます。 

腸腰筋を鍛えることで腸を支え、同時に、腸の周りにある横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋群などのインナーマッスルを意識し、鍛えることで腸を守ることが重要です。 

普段の散歩や、就寝前の呼吸など、忙しい日常生活の中でも、ほんの少し意識するだけで、これらの筋肉は目覚めてくれます。

腸もみとは?

食生活以外でも、ストレス(自律神経の乱れ)によって腸はダイレクトに影響を受けます

緊張して肩がこる、背中が張るといったものと同じように、腸もかたくなって働きを失ってしまい
便秘や下痢を招きます。

そんな時は、腸を直接やさしくもむことで、腸本来の動きを取り戻す手助けをすることができます。
特に、腸もみは小腸の汚れを落とすのにとても効果的です。 

そこでRiDEALでは、インディバと腸もみを掛け合わせたメニューをご提供しております。 

高周波温熱器のインディバで、じっくりとお腹の深部まで温め、ほぐし、緩めてから、
やさしく腸をマッサージしてゆきます。
 

インディバは「細胞を修復し元気にするもの」

腸活は「腸をもと通り元気にすること」

身体を芯から温めて、新陳代謝を促し、細胞を活性化させて、
腸本来の動きを取り戻すことは、「腸温活」ともいいますね。

いい状態を身体が知れば、それを持続させたいと脳が察知し、習慣も変わってゆくもの 

忙しい毎日の中で、ほんの少し休息を取って、
ご自身の身体に向き合う時間をぜひおつくりになってみてください。
 

「インディバ」+「腸もみ」のメニューは銀座界隈ではRiDEALのみのご提供になりますので、
腸活の一環として、また腸活の足掛かりとして、ぜひお試しください!

私の腸活談

ここで少し、「下がり腸」だった、私の腸活のおはなしをさせていただきます。 

妊娠・出産・双子育児の前かがみ姿勢の連続によって、否応なし筋バランスは崩れ、抱っこ筋以外全身の筋力は低下し、気が付けば、腸が下がりに下がっている「下がり腸」になりました。
おヘソの下がぽこっとでている状態。
帝王切開だったからなかなか戻らないのね、と思っていましたがそうではなさそう。 

子供の食事には内容も時間も気を配っていても、自分自身はちゃちゃっとお握りで三食済ませてしまうか、食事自体をぬいてしまうことも多く、決して腸に良い生活はしておりませんでした。
眠れないのは当たり前、皮膚はカサカサ、思い返せば些細なことにイライラ、花粉症もデビュー・・・。

そんな折、食も環境も生まれた時から全く同じなのに、
一人はコロコロ便、ひとりはユルユル便な我が家の双子のウンチ観察がとても面白く、
腸内環境とは何ぞや?と調べているうちに、腸活にたどりついたのです。
 

私自身の腸へのやさしくない生活の見直し、双子それぞれにあった食事、根本的に身体に良い生活。 

可能な限り食生活に気をつけ、積極的に水分をとり、
腸の動きを意識したストレッチとトレーニングを続けることで、
まず短時間でもすっと眠れる、気持ち的におおらかでいられる、
そして体調を崩しにくく、アレルギーが出にくいという変化がありました。
驚くべきことでした。
 

今や、下がった腸はあるべき位置へと戻ってきたような気がしていますし、
子供たちは、ふたりともそろって見事なウンチをたくさんしてくれるようになりました!
(これが何より嬉しい)
 

「体の不調の9割は胃腸から」という言葉があります。
不調とまで自分で気づいていなくても、元気が続かないなぁとか、
最近何事も面白がれないなぁという時点で、少し身体の内側に、腸の様子に耳を傾ける。

それがこんなにもやる気や、元気や、小さな満足度を高めてくれるとは。

腸には免疫細胞の7割が集中していて、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの生成・分泌は9割といわれています。なるほど。

もともと食事には気を使っていましたが、「腸に良い」とされる食生活と運動をこれからも続けて、
家族と私自身の変化を観察してゆきたいと思っています。
 

初めての味噌づくり!


(講師の小野先生が大豆と糀を混ぜる図・美しく力強い動き!)

先日、デアルから徒歩2分コリドー街にある「お取り寄せダイニング 十勝屋」さん
で行われた味噌づくりイベントに双子と参加してきました!
「味噌づくり+ランチ+ちょこっと食後ストレッチ(僭越ながら私が)」の午前のひととき。
とても楽しく美味しい学びの場であり、腸活に通ずるので、ここでご紹介をさせていただきます!

味噌の三礎(手から伝わる糀パワー)

生きて腸まで届く植物性乳酸菌の代表格といえば、日本古来の発酵食品。
納豆、糀、糠漬け、お味噌汁などが思い当たります。
 

「味噌の三礎」という言葉をご存じでしょうか。
ー味の素、命の素、美の素ーという意味です。
たしかに、
毎朝の味噌汁を習慣にすると、お通じが良くなる、太りにくくなる、肌の調子が良くなる、風邪をひきにくくなるなど昔から言われていますね。
腸内環境が整えば、元気になる、まさに腸活に通ずる道のひとつです。
  


(子供たちもこぞって参加) 

市販のお味噌も手軽で良いけれど、添加物が入っていたり、加熱殺菌されていたり、ちょっと気になるもの。
今回の味噌づくりは、味噌ソムリエの小野敬子先生のご指導のもと、北海道は十勝の折笠農場産の自然栽培大豆(大袖の舞)を使い無農薬米の米糀を使って仕込むお味噌。

材料は、大豆、米糀、塩のみ。

前日に先生が茹でてきてくださった大豆を両手でつぶし、そこに米糀と塩を合わせて全体をよくまぜ、密封容器に入れるというあっという間の工程。 

私たちの手には常在菌がいて、その菌が麹菌とあいまって味噌の発酵をよりおいしくなるように進めてくれるそうなのですが、なんとその手のひらの常在菌は大人よりも子供に満ち満ちているとのこと。 

だから昔から味噌づくりは子供からおばあちゃんまでが一緒にしていたのですね。
我が家の双子も常在菌をたくさん投入してくれたと思います。

味噌ソムリエの小野先生のお人柄、味噌が好きでたまらないという気持ちがそこはかとなく伝わって、大人も子供も楽しくあっという間のひとときでした。
丁寧に楽しくつくった時間、手のひらから取り入れた糀のパワー、安心安全で美味しい材料、
食べごろの秋が待ち遠しいです。 

安心安全な食材には興味があったけれど、発酵食品の奥深さにハッとした時間でもありました。 

味噌に含まれる麹菌と、酵母菌、乳酸菌で発酵が進み、その過程で美味しさに加え、
ビタミンBやビタミンE、その他、たくさんの酵素を生み出すお味噌。 

まずは自分のお味噌が食べごろになるまで、小野先生のおすすめのお味噌(これが美味!)を
毎日いただいて、味噌の三礎を存分に味わいます!
 

思いめぐらせれば、私の父方の祖母は麹屋の娘。
孫の私も縁を大事に、麹をまなび、身体に良いこと、腸内環境に良いことを暮らしの中で
もっともっと取り入れてゆきたいと思いました!

ご紹介 ~「北海道食べる通信」~

今回の味噌づくりの企画者である、「十勝屋」さんのオーナーの林さんは、
ご自身が北海道の帯広のご出身で、季刊誌「北海道食べる通信」を発刊していらっしゃいます。

北海道各地の生産者さんにスポットをあて、その情熱や食の情報を的確に記事にし、
その時期に応じた北海道産の食べ物をセットでお届けするという新しいスタイルの季刊誌です。
 

十勝屋さんはリデアルからも歩いてすぐ、ランチのスープカレーがとても美味しいです。
皆さま、トレーニング終わりにぜひ足をお運びになってみてくださいね!
  

さいごに 

長々とお読みくださりありがとうございました。 

腸内環境を良好に保つことで得られることの多さははかり知れないものです。
特に、忙しい毎日の中で腸活を実践してゆくには、きっかけと覚悟が必要かもしれません。

RiDEALのトレーナーは腸活継続中で、運動はもちろんのこと、食事に関しても適格なアドバイスをさせていただきます。

また、トリートメントのインディバ+腸もみは、トレーニングと併用することで、より効果的に、ボディメイク、ダイエットなどお客様おひとりおひとりの目的への道を近くするものでもあります。 

この機会にぜひ、腸活へのきっかけとしてご利用くださいませ! 

この記事を書いた人
宮 菜穂子

宮 菜穂子

上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。 在学中より舞台俳優としてミュージカルやストレートプレイを中心に、国内外の演出家作品に出演。 いかにニュートラルな状態で日々の本番にのぞむか、いかに心地よく使える道具として心身をメンテナンスするかということをベースに20年以上舞台に立ち続けてきました。 出産を経てますますその興味は増し、かつて骨折治療で出会ったインディバを本格的に勉強しようと決意。 心身のケアができるインディバを通して、パフォーマンスをする方々へのケア、同世代の女性、産後のママに寄り添うケアを行っております。

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