COLUMSコラム

腰痛とゴルフ:リバーススパインアングルの誤りを正す!

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皆様はじめまして!

今年の1月にRiDEAL|WORKOUT&CONDITIONINGに入社しました、ゴルフ専門トレーナーの山田直紀です。

私がなぜトレーナーの道を目指すことになったのかを簡単に紹介させて頂きます。

私は、幼少期に父の影響でゴルフを始め、小学6年生の時に出場した、全国大会で上位に入ったことをきっかけにプロゴルファーを目指すことになりました。

高校ではゴルフの強豪校に進学し、全国大会に出場したものの、成果を残せずに終わりました。
その悔いを胸に、大学でもゴルフに打ち込みましたが、中学時代からの腰痛が悪化してしまい、スイングに大きな問題が生じました。

この問題は、自分のスイングを見失うほどに深刻化してしまい、結局、大学4年間も成果を出せずに終わり、卒業後もプロゴルファーを目指したものの、昨年のプロテストの予選が落ちたことでプロの夢を諦めました。

私がトレーナを目指そうと思ったのは、今後は選手としてではなく、今までの経験を活かして私と同じように身体的な問題でゴルフのパフォーマンス向上に悩んでいる方の為にサポートをしていきたいと思ったからです。

「怪我の予防・改善を踏まえた上で、ゴルフパフォーマンス(スイングスキル)を向上させる」これは私自身が実現したかったことになります。

今まで経験してきたことや知識をフルに活かして、お客様に良いサービスを提供できればと思っています!

リバーススパインアングル:腰痛を引き起こすゴルフスイングの誤り

腰痛がゴルフスイングに与える影響について、私自身の経験を基にお話しします。

私のスイングで一番パフォーマンスが良かった時期は遡ること13歳の時でした。

19歳ぐらいから腰の痛みを感じはじめ、スイングの安定性に影響を与えるようになってきました。

その原因としては、リバーススパインアングルというエラー動作が出てしまい、これがスムーズなスイングを妨げることになりました。

リバーススパインアングルとは、私の場合、この動画のようにスイングの際に上半身が目標方向に傾き、結果としてニーイン(内側に膝が向く状態)してしまい左足に体重が不自然に偏ってしまう状態を指します。

このスイングの特長は、バックスイング中に腹筋の機能が抑制されてしまうため、腰に過度の緊張が強いられます。現在は腰の状態は改善されていますが、一度身についたこのエラー動作を修正するのは容易ではありません。

リバーススパインアングルはゴルフスイング時に起こりがちなエラー動作であり、特にアマチュアゴルファーに多く見られます。

正しいスイングでは、正面から背骨を見たときにわずかに左側に傾き、捻転時にやや右の肩が見えるようにすることが重要です。

リバーススパインアングルがショット時に引き起こす問題は大きく三つあります。

まず、ショットの精度が落ちます。
次に、打球に十分なパワーを伝えることができなくなります。

そして最も重要なのは、この誤ったエラー動作が腰痛の原因、または既存の腰痛を悪化させることに繋がる可能性があることです。

良い例の写真(理想的な形)

理想的なゴルフスイングでは、背骨はボールを打つ
ターゲットの方向と逆方向に傾くか、少なくとも
垂直に近い状態を保つべきです。

リバーススパインアングルは、ゴルフのスイング中
に起こり得る一般的なエラーの一つで、特に身体的
な問題を抱えているゴルファーに多く見られがちです。

バックスイング中、リバース・スパイン・アングル
にならないようにするためには、いくつかの身体的
能力を発達させなければなりません。

悪い例の写真①(ハイパーモビリティのタイプ)

リバーススパインアングルを作り出す原因の一つ
に、可動性が高すぎる(ハイパーモビリティ)場合
でも問題が生じることがあります。過剰な可動性は、特に脊椎周辺の筋肉が適切に安定
せず、正しいスイングポジションを維持するのが難
しくなる場合に、リバーススパインアングルを引き
起こす原因となることがあります。

適切なスイングメカニズムを維持するためには、
柔軟性と筋力(特にコア筋力)のバランスが重要です。

悪い例の写真②(ハイポモビリティのタイプ)

リバーススパインアングルを作り出す原因の一つ
に、可動性が低すぎる(ハイポモビリティ)場合で
も問題が生じることがあります。
       
下半身から上半身を分離する能力では、後屈や側屈
をすることなく、肩が背骨を中心に回転することを
可能にしますが、胸椎と骨盤の分離に制限がある場
合、背骨の可動性の減少と広背筋の柔軟性の欠如が
原因となり、リバース・スパン・アングルを作りだ
します。
また、左右に体を動かさずに右股関節を使って体を
回転するためには、右股関節を内旋できることが
不可欠です。関節または筋肉の制限により右股関節を軸に体を
回転できない場合、横方向の動き(スウェイ)が入ります。
バックスイング中の横方向への移動は、背骨の後屈
を強制して、リバース・スパイン・アングルを作りだします。

コアコントロール不足が生むエラー動作

リバーススパインアングルが生じてしまった原因は、私のコアコントロールが正しくなかったことでした。

ゴルフスイングにおいてコアが重要な役割を果たしますが、正しいスイングポジションを維持するためには、骨盤の安定性とコントロールが重要であり、骨盤の動きを適切に管理することが求められます。

確認の仕方としては、骨盤を前傾させてから、後傾できるかどうか、この一連の動作を確認します。
アドレス時の骨盤傾斜における過度な前傾はリバーススパインアングルの形成に寄与する一因です。

ゴルフスイングにおいて骨盤とコアが適切にコントロールされていない場合、トップポジションにおいて体の上半身が後ろに傾く(リバーススパインアングル)ことになり、これがスイングの効率低下や腰痛のリスク増加に繋がってしまいます。

それでは骨盤傾斜テストの方法を動画で見てみましょう。

両腕を胸の前で交差し(両手は肩の上に置く)アドレス姿勢から始めます。

まず、アドレスの姿勢を見ます。腰部がアーチしているか(S字姿勢)、フラットなのか(Nーニュートラル姿勢)、または前かがみに丸まっているか(C字姿勢)をチェックします。

その後、このアドレスの姿勢から、腰椎をアーチするように、骨盤を前傾に傾けることができるか、やってもらいます。

この動きができたあと、今度は脊椎のアーチを取り除くように、骨盤を後傾方向に動かすことができるかどうかを見ます。

正しい動作は、脚と膝が最小限の動きで、上半身は上下、前後することなく、骨盤を前方と後方へ動かすことができることです。

コアコントロールを向上するトレーニング法をご紹介

コアコントロールを向上させるトレーニング法をご紹介します。

ゴルフのような技術要求スポーツでは、スムーズな骨盤動作と正しい姿勢の維持が極めて重要です。
これらは、ゴルフスイング時に下半身から上半身へと力を効率的に伝達するための基盤となります。

しかし、骨盤傾斜動作において安定性が欠けていたり、動作に不自然さがあったりする場合、スイングの効率や精度に大きく影響します。

骨盤のコントロール能力は、コアの強さと直接関係しています。
コアとは、腹部、腰部、背中の筋肉を含む体の中心部分を指し、これらの筋肉群の強化は姿勢の改善、動作の安定化につながります。

適切なトレーニングによって、骨盤の前傾や後傾をスムーズに行い、ゴルフスイング中の身体のバランスを最適化することが可能になります。

アーティキュレーション・ヒップリフト

キャットバック・ロッキングフォワード・ウィズ・ブリージング

リアクティブ・アンチローテーション

ウォーターバッグ・リバースランジ

まとめ

今回の記事ではリバーススパインアングルというゴルフスイングの誤りに焦点を当て、このエラーが腰痛の原因や悪化にどのように寄与するかを私自身の経験を通して紹介しました!

そして、身体の可動性とコアの強化がいかに重要なのかを説明し、コアコントロールを向上させるトレーニング方法を共有しました。

この記事を読むことで、ゴルフスイングの改善だけでなく、ゴルフにおける身体のケアとパフォーマンス向上に対する新たな視点を得ることができたかと思います。

身体的な問題に直面しているゴルファーの皆様がいかにしてそれを乗り越え、さらなる高みを目指すことができるサポートをRiDEAL|WORKOUT&CONDITIONINGでさせて頂きます。

この記事を書いた人
山田 直紀

山田 直紀

私は幼少期からゴルフを始め、全国大会での活躍をきっかけにプロゴルファーを目指しました。しかし、高校や大学でのゴルフ活動中に腰痛が悪化し、思うような成果が出ず、プロの道を断念しました。 これまでの経験を活かし、現在はトレーナーとして「怪我の予防・改善とゴルフパフォーマンスの向上」に取り組んでいます。お客様に良いサービスを提供し、ゴルフの悩みを解決するお手伝いをしたいと思います!

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